7月 03 2013

金融政策で期待できる効果

各国の金融政策に関わる銀行は、そのほとんどがその国における中央銀行と呼ばれる銀行です。中央銀行とは自国の通貨管理を行う銀行で、国際社会的にも通貨管理機関として認められる銀行です。

各国の中央銀行は、自国経済の持続と安定を目指しており、そのために様々な金融政策を実施します。自国の経済情勢が安定的に持続するためには、国内の物価が緩やかに上昇することが必要と考えられています。

日本でその役割を果たす銀行は「日本銀行」です。日本銀行は日本の中央銀行であり、国内経済情勢を監視しながら、国内通貨の管理を行います。経済情勢に合わせて金利を上げたり下げたり調整することで、市場の動向を抑制します。

現在の日本経済の情勢は、ここ数年続く長引くデフレ環境となっています。これまでにも日本銀行による金融政策は施されてきましたが、以前のような目に見える効果は現れていません。本来であれば、日本銀行による金融政策が実施されることで、市場での物価の下落、生産性の向上が図られ、日本国内経済が活性化されることが期待されていました。

2012年末には衆議院議員解散総選挙が実施され政権が交替しました。新たな政権与党では現在の低迷する日本経済の立て直しを前面に打ち出し、新たな金融政策を提案しています。現在は政権交替による期待値も含まれ、株価上昇、円安傾向など経済回復への期待的な動きが出ています。

新たな金融政策では「更なる金融緩和」により経済を活性化し、長引くデフレ環境を払拭する経済対策が打ち出されています。今後は国政と日本銀行が歩調を合わせた景気対策と金融政策を実施し、低迷する日本経済の立て直しが実現することを期待したいところです。