6月 09 2013

金融政策と国内経済の関係

金融政策は各国の中央銀行が国内の経済情勢を調整するために、国内通貨や金利などを操作して市場経済の活性化をはかり、安定した景気を維持するために行う政策です。中央銀行では自国の金融情勢を監視しながら、市場の安定を維持することが使命となっています。

金融政策と国内経済には密接な関係があります。国内の市場経済が低迷することで国内経済が悪化し、自国の生産性にも陰りが出始めます。生産性が低下することで企業の経営状況も悪化し、労働者への賃金も抑制されることになります。

このようなデフレ環境に陥った場合に、一般的には国政の財政政策のもとに中央銀行が介入し、金融政策が施されます。中央銀行では国内通貨の金利操作や市場資金の増減を行い、市場景気の動向を操作することで国内景気を安定させる政策を実施します。

日本における中央銀行は日本銀行で、日本国内の市場経済の動向を管理しています。近年の日本経済は長引くデフレ環境下にあり、市場では需要過多となり物価の下落が続いています。国内生産性も低下していることから、株価の下落や円高による貿易赤字となりまさに負のスパイラルから脱却できずにいる状況です。

政府では日本経済の立て直しを唱え、様々な金融政策を施してきましたが、現在のところ目に見える効果は現れていません。新政権となった日本は更なる金融政策として、大胆な金融緩和措置を実施することが議論されています。

このように政府の財政政策と金融政策は、国内の市場経済に大きな影響を及ぼす政策であるとともに、国際社会においての自国の価値を高めるためにも重要な役割を果たす政策と言えます。