9月 11 2012

池田勇人首相

Category: 国民所得倍増計画が残したものadmin @ 7:01 AM

池田勇人は、第58~60代 日本国内閣総理大臣です。昭和35年(1960)に、岸首相の後を受けて、首相になり、昭和39年(1964)病気で引退するまでの、4年間、総理大臣を務めました。彼は、政治に関する方針は、政治的論争となるような、課題は極力避けて、「所得倍増」をスローガンに、経済重視の、内政主義を前面に打ち出し、同年12月の閣議で「所得倍増」の、構想を実行するための、「所得倍増計画」を、閣議決定をしました。

経済政策では、彼の前任者の岸信介も、後任者の佐藤栄作も、どちらかといえば、静的でしたが、彼は積極的でした。日本人は、他国の人に比べると、教育水準は高く、勤勉であるということに、賭けたのかも知れません。また、日本経済が、高度成長経済であったので、その波の乗ったのだとも、言われています。そして全く競争相手のいない、輸出産業では、1ドル=360円という、超円安の、恩恵を受けて、彼の政策は、日本を世界第二位の経済大国に、押し上げました。

また彼が発言した、言葉の中には、誤解された言葉もありました。「寛容と忍耐の精神」で、人に接することにしていると、言っています。「私は嘘は申しません」これらは、問題視されることは、ありません。

「貧乏人は麦を喰え」これは、まだ、吉田内閣の大蔵大臣時代に、国会の質疑応答で彼が発言したと、新聞で報道されましたが、真の発言は「所得の低い人は、麦を多く食べて、所得の高い人は、米を多く食べる。これが経済の原則だから、このように、持って行きたいのが、私の念願です」と、彼は締め括っていたのでした。